April 9, 2003
MotoGP 開幕戦: 日本GP in 鈴鹿 MOTULチームには厳しい幕開け (4/6)
4月3日ー6日は三重県、鈴鹿サーキットにおいて、MotoGP世界選手権の開幕戦、「SKY VODKA 日本GP」が開催された。今年は調度桜が満開となり,観客の目を楽しませてくれた。 さて、土曜日は一日雨となった為、スターティンググリッドは、ほぼ金曜日の予選タイムのままとなった。REPSOLホンダのV.ロッシがポールポジション。2番手には5年ぶりにホンダマシンに乗る、M.ビアッジ。3番手は昨年ランキング3位を獲得した、ホンダの日本人ライダー宇川。そしてフロントローの一角を占めた、FORTUNAヤマハのエースライダー、カルロス・チェカが4位と続いた。 チェカはスタートもよく、スタート直後はトップに躍り出るが、本人曰く「マシンのフィーリングがとにかくよくなかった」というとおり、その後は徐々に順位を下げ、最終的に10番手でフィニッシュ。他のMOTUL勢では、午前中のウォームアップ走行で転倒、出場が厳しいかと思われた、ゴロワーズ・ヤマハのA.バロスが満身創痍で出走、8位フィニッシュを飾った他、MotoGPデビューを飾るはずが負傷のため出走できなくなったM.メランドリに変わって出場した、阿部典史選手が11位で完走した。 Suzuki Granprix チームは13、14位フィニッシュと厳しい幕開けとなった。 またこの他、今年から参戦、注目を集めていたDUCATIはカピロッシが3位表彰台を獲得。ポテンシャルの高さを見せ付けた。 なお、このレースでHONDAの加藤大治郎選手が転倒、重体となっている。早く回復されることを心から祈っている。