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MOTUL NEWS INDEX 2003
July 14 2003




 


全日本GT選手権(JGTC)第4戦:Malaysia JGTC in FUJI
#22「モチュールピットワークGT-R」総合2位飾る! 7/12-13

マレーシアラウンド代替の第4戦Malaysian JGTC in FUJI SPEEDWAYが7月12、13日と、富士スピードウェイで開催された。今回は、ひとりのドライバーが30周を走りきるスプリントの第1レースと、給油のためのピットインを含む50周の第2レースが予定されていたが、悪天候のために2レースとも短縮されることとなった。#22「モチュールピットワークGT−R」は第1レース4位、第2レース2位と活躍し、総合2位を飾った。

13日の決勝レースは、予定の時刻を過ぎてもあ たりを覆う霧が晴れず、天候の回復を待ち、約1時間後、霧が晴れたため、レースは短縮して行われることになった。30周から20周に短縮された第1レースは、スタート直前にはコースの水ははけ、大部分でドライ路面が現れていた。各チームは、短時間にタイヤ選択を迫られ、慌しくタイヤ交換を行っていた。

第1レースは、影山#22 GT−Rが、6番グリッドからスタート。序盤は一時順位を下げたが、4周目に4位に浮上。安定した速いラップタイムで周回していた影山は、7周目にはチームメイトの#23 GT−Rのわずかなスペースを突いて3位に浮上。14周目にはポールポジションの#38スープラをパスし、2位となった。しかし、19周目に本山の#23 GT−Rとのサイドバイサイドの争いの末に先行を許し、ファイナルラップにドライタイヤをはいた#39に抜かれて4位となり27ポイントを獲得した。

30周に短縮された第2レースでは、完全なウェットとなり、スタート早々、2周目の1コーナーでアクシデントが発生。セーフティカーが導入され、8周目にレースが再開された。4位スタートの#22 GT−Rのリチャード・ライアンがハードプッシュで2位となると、徐々に#12カルソニック GT−Rとの差を詰め、特にレース中盤からは2台の激しいトップ争いが会場を興奮させた。しかし、#12はレースリーダーのポジションを譲らずそのまま逃げ切った。トップは取れなかったものの、#12とほぼ同じペースで周回を重ねたライアンの#22 GT−Rは、3位以降を寄せ付けることもなく30秒以上の大差をつけて2位(29ポイント)を確定した。30周目の#12との差は僅かに1.3秒。第1レース、第2レースの合計56ポイントで、総合2位を獲得した。

その他GT500クラスでは#23「ザナヴィニスモGT-R」が総合5位、#18「TAKATA童夢NSX」が総合8位、GT300クラスの#3「ハセミスポーツ・エンドレス・Z」はトップスタートながらもワイパートラブルで後退、クラス3位でフィニッシュした。

リザルト:

GT500 No. クラス順位 チーム名
1 12 500-1 カルソニックスカイライン
2 22 500-2 モチュールピットワークGT-R
3 39 500-3 デンソーサードスープラGT
4 38 500-4 auセルモスープラ
5 23 500-5 ザナヴィニスモGT-R
6 1 500-6 エッソウルトラフロー スープラ
7 36 500-7 WOODONE トムススープラ
8 18 500-8 TAKATA童夢NSX
GT300      
1 55 300-1 ECLIPSEタイサンADVANバイパー
2 11 300-2 JIM RodeoDriveアドバンF360
3 3 300-3 ハセミスポーツ・エンドレス・Z

次戦 : 富士 8/2-3



 
 
 
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