March 31, 2003
JGTC 開幕戦。MOTULチームは2位3位と表彰台獲得! (3/30)
3月30日、岡山県、TIサーキット英田にて 全日本GTカー選手権(JGTC)の開幕戦が行われた。岡山で桜の開花宣言も出て、快晴にもめぐまれた当日、開幕戦という緊張感の中、いよいよ2003年シーズンの開幕となった。 今年よりMOTULがテクニカルパートナーシップを結んだNISMOのうち、#23のXANAVI NISMO GT-Rが予選タイムトップをたたき出し、ポールポジション。スタートも決め2位以下を徐々に離していき、前半はトップ走行を続ける。が、タイヤが厳しくなってきたあたりでADVANスープラ、エッソウルトラスープラに先行され、3番手に落ち、予定より早めにピットイン。各チームピットイン終了後にはADVANのピット作業が手間取ったことなどから、再度ザナヴィNISMOがトップに立つ。が、エッソウルトラスープラを操る脇坂寿一のタイムが抜きん出ており、とうとう再度トップを奪われた。 が、ここでまたトップの脇坂がスピンするというハプニングで、スープラはコースに復活を果たすが3位に落ちていた。 これで再度トップに返り咲いたXANAVI NISMO GT-R(M.クルム)だったが、途中エッソスープラにまたトップ先行を許してしまい、悔しい2位チェッカーとなった。 #18TAKATA 童夢NSXーMOTULは予選5番手スタートから、途中今年から変更になったレギュレーションに引っかかり、ペナルティーを受けたにもかかわらず挽回、3位入賞を果たした。 #23 MOTULピットワークGT-Rは13番スタートから好ダッシュ。10位まであげそのままピットイン。NISMO得意の無駄のないピット作業でコースに戻れば7位まで浮上。その後オーバーテイクを狙いスピンしてしまうが最後には8位でチェッカー。3ポイントを獲得した。 次回は#22MOTULピットワークGT-Rも2003年型車両になり、さらに活躍が期待される。MOTULチームの表彰台独占の日も遠くはなさそうである。
3位の#18 TAKATA 童夢NSX (MOTUL)