5月3日、4日、富士スピードウェイ(静岡県)にてJGTCの第2戦が行われた。予選3位からスタートした#22モチュールピットワークGT-R(影山正美/リチャード・ライアン)は72週目にトップに立ち、114週目のチェッカーフラッグをレースリーダーのまま駆け抜けた。一足早くデビューした#23号車から一ヶ月遅れ、4月にシェイクダウンしたばかりの03仕様の同車は、デビューレースで早くも優勝の栄光をつかむ事となった。
開幕戦で2位の#23ザナヴィニスモGT-R(MOTUL)はウェイトのハンデがあ
り 、熾烈な3位争いを展開するが、おしくも及ばず4位。
一方、#18TAKATA童夢NSX(MOTUL)はタイヤトラブルでスピン、リタイアとなった。
これでポイントランキング1位、2位が#23、#22とNISMO
GT-R(MOTUL)がリードした。
GT300シリーズを走る、 #3ハセミスポーツ・エンドレス・Z(MOTUL)は今回から赤にカラーリングを変え登場。クラス2位でフィニッシュ、表彰台を獲得し、ポイントランキングも2位につけた。
NISMOの優勝は、2001年のJGTC第4戦富士ラウンド以来の1年9ヶ月ぶり。影山正美は2000年の開幕以来の勝利だが、優勝回数が累計6回となりエリック・コマスと並び、JGTCシリーズ最多優勝ドライバーとなった。
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