2003年スーパー耐久レースは、ここツインリンクもてぎで最終戦を迎えた。5クラス中3クラスでチャンピオンが決まっているものの、残る2クラスは大接戦を展開している。特にクラス2の#2FUJITSUBO IMPREZA(MOTUL)は有効ポイント制で1レース分(最低順位)のポイントが減算される為、#11ジアラランサーEVO[と同ポイントでシリーズチャンピオンを争うこととなる。
11/8(土)ドライコンディションで行われた公式予選2回目、クラス2の#2FUJITSUBO IMPREZA(MOTUL)はレコードタイムでクラス1位を獲得。#22AVEX IMPREZA(MOTUL)はクラス3位。
また、クラス1の#109ランドリーOGBアドバンGT3(MOTUL)もコースレコドで総合3位を獲得する。クラス3の#23C−WESTアドバンZ33(MOTUL)はクラス7位、クラス4の#67YAMATOアドバンS2000(MOTUL)はクラス11位、クラスN+の#17キーパーingsカワサキDL(MOTUL)はクラス6位と出遅れる。
11/9(日)は生憎の雨模様でウェットコンディションとなる。しかし小雨で、雨がやむ時間帯もあり、各チームにとって非常に難しいコンディションでスタートが切られた。#2FUJITSUBO IMPREZA(MOTUL)は総合4位クラス2位、#22AVEX IMPREZA(MOTUL)は総合5位クラス3位でオープニングラップをクリアし、クラス1と同レベルのタイムで周回を重ねる。好燃費のインプレッサは他車がピットインの間に総合でトップを快走する。この間に#11とのマージンを築いていたが、1回目のピットインで手間取り、またも接戦にもつれ込む。そして2回目のピットインで逆転され、一時1分以上の差があったが、終盤の追い上げでラスト1ラップの時点で5秒差までとなる。懸命のラストスパートも及ばず、1秒差で2位フィニッシュ。これで惜しくもシリーズチャンピオンを逃してしまった。#22はクラス3位。N+の#17キーパーingsカワサキDL(MOTUL)は粘りの走りで今シーズン初表彰台となるクラス3位を獲得。クラス1の#109ランドリーOGBアドバンGT3(MOTUL)は足回りの破損によりリタイヤ。クラス3の#23C−WESTアドバンZ33(MOTUL)はガス欠のためリタイヤ。クラス4#67YAMATOアドバンS2000(MOTUL)はクラス4位と惜しくも表彰台を逃す結果となった。
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