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MOTUL NEWS INDEX 2003
October 22 2003
 
 
 
世界ラリー選手権(WRC)第12戦 スバルラリーチーム
P.ソルベルグ 今期3度目の優勝!  10/17-19
プロダクションWRCの新井選手、シリーズランキング2位!

ツール・ド・コルス        


10月17日-19日、フランスのコルシカ島でFIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦が行われ、555スバル・ワールドラリーチームのペター・ソルベルグが、2位と36.6秒の大差をつけ見事優勝。ランキングではトップと3ポイント差の2位につけ、残り2戦でシリーズチャンピオンを狙う。

このコルシカは、コースが山中で狭く曲がりくねっており、そのカーブの多さに「1万のカーブがあ るラリー」という異名があるほど。高いグリップレベルと高速コーナーの限界ぎりぎりのブレーキングによりドライバーに掛かるGはWRC随一。

そこで行われた今回のラリーだが、木曜日のシェイクダウンでスバルのP.ソルベルグがクラッシュ、マシンが大破してしまう。クルーにより翌朝6時までかかって必死の修復が行われ翌日のスタートにはなんとか間に合う。その後レグ1では8位となっていたが、レグ2では3連続トップタイムをたたき出すなど驚異的追い上げを見せ、一気にトップに躍り出る。最終日のレグ3も慎重にトップをキープ。見事WRCでの4勝目を挙げた。

また、プロダクションカー世界ラリー選手権 (PCWRC)も同じく最終戦が行われ、SUBARUのマーチン・ロウが3位入賞でシリーズチャンピオンを獲得。逆転優勝を狙った、日本の新井敏弘選手はこの日2位に入賞したが、惜しくも5ポイント差で年間チャンピオンを逃し、2位を獲得した。

 
リザルト:
順位 No. ドライバー 車両 タイム
1 7 P .ソルベルグ スバル 4:20:15.3
2 19 C.サインツ シトロエン 4:20:51.9
3 5

F.デュバル

フォード 4:20:57.0
4 1 M.グロンホルム プジョー 4:21:24.5
5 3

G.パニッツィ

プジョー 4:21:41.3
6 8 T.マキネン スバル 4:22:14.0
 
ドライバーズランキング:
順位 ドライバー 車両 ポイント
1 C.サインツ シトロエン 61
2 P .ソルベルグ スバル

58

3 R.バーンズ プジョー 58
4 S.ローブ シトロエン 55
5 M.グロンホルム プジョー 43
6 M.マーチン フォード 43
7 C.マクレー シトロエン 40
8 M.マキネン スバル 23
 
マニュファクチャラーズランキング:
順位 マニュファクチャラー ポイント
1 シトロエン 137
2 プジョー

129

3 スバル 88
4 フォード 78
5 スコダ 21
6 ヒュンダイ 12
次戦 : カタルニアラリー 10/24-26
 
PCWRC2位を獲得した
新井選手
 
 
 
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