9月5日-7日、オーストラリアにてFIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦が行われ、555スバル・ワールドラリーチームのペター・ソルベルグが、シトロエンのS.ローブとのデッドヒートを制し、見事今期2度目の優勝を飾った。 レグ1、レグ2とも、S.ローブと共にSSトップタイムを出し合い、2位につけながらも抜けきれないP.ソルベルグ。だが、その差は常に数秒以内の激しいバトルとなっていた。 そして1位と5秒差で最終レグに突入。ソルベルグは最終日第1ステージでトップタイムをマーク、僅差ながらトップに躍り出るが、次のステージではまたS.ローブに首位を奪われる。午後のステージで、ソルベルグは再度トップに返り咲くと、最終ステージはローブに25秒以上の差をつけ、大差で今期2度目の優勝を勝ち取った。 この時点でP.ソルベルグは、ランキングもトップから7ポイント差の2位タイに つけ、マニュファクチャラーズポイントも3位につけた。次戦からはヨーロッパに戻っての、地中海ターマックでの3連戦となるが、ターマックに強いと言うソルベルグに期待したい。
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