9月13、14日、ツインリンクもてぎにて全日本GT選手権
第6戦が行われた。
予選は、猛暑の中おこなわれた。前回富士での優勝、鈴鹿1000kmでも優勝と波に乗る#18TAKATA童夢NSX(MOTUL)は、ウェイトハンディの影響か、セッティングに苦しみ15位と出遅れる。一方GT−R勢の#22モチュールピットワークGT−Rは50Kgのウェイトハンディで、フロントロー2番手を獲得する。#23ザナヴィニスモGT−R(MOTUL)は、トップハンディの110kgながら7番手を獲得。GT−R勢は決勝での優勝、上位獲得に期待がかかる。
GT300クラスは、トップハンディのポルシェに次ぐ50kgの#3ハセミスポーツ・エンドレス・Z(MOTUL)がクラス5番手からのスタートとなる。
9月14日(日)決勝も、気温30度を超える残暑の中、4万5千人の観衆を集めスタートが切られた。序盤好位置をキープした#22モチュールピットワークGT−Rと#16G‘ZOX−NSXは熾烈な2位争いを展開する。一方、#23ザナヴィニスモGT−R(MOTUL)はウェイトハンディの影響か14位まで順位を落としてしまう。#18TAKATA童夢NSX(MOTUL)もオープニングラップで後続車に接触を受け、ピットインを余儀なく、大きく順位を落としてしまう。
GT300クラスの#3ハセミスポーツ・エンドレス・Z(MOTUL)は予選順位をキープし、表彰台を狙う。
ドライバーチェンジ後も#22は3位をキープしていたが、終盤の57周目に突如トラブルが発生。駆動系トラブルにより、チャンピョンシップ争いには厳しい結果のリタイヤ(リザルト26位)となってしまう。さらに最終ラップの63週目には、8位までポジションを上げていた#23が燃料系トラブルによりマシンをストップさせる。これによりこれまでチャンピオンシップリーダーだった、#23は#1にポイントリーダーも明け渡す結果となる。
GT300クラスの#3は、荒れたレース展開の中、チーム一丸となり、マシンをステディに走らせた。上位の脱落後3位のポジションを得た#3はノントラブルで順位をキープし、見事3位表彰台を獲得する。これにより、チャンピョンシップ争いでも、トップと11ポイント差の3位となり、残り2戦での逆転チャンピョンに手の届くところに達した。
いよいよ2戦を残すのみとなった。MOTUL勢の健闘を祈るのみであ
る。
リザルト:
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現在のポイントランキング:
GT500
2位 #23ザナヴィニスモGT−R(MOTUL)
4位 #22モチュールピットワークGT−R
6位 #18TAKATA童夢NSX(MOTUL)
GT300
3位 #3ハセミスポーツ・エンドレス・Z(MOTUL)
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