9月13-14日、SUGOサーキットにて全日本ロード選手権
シリーズ第7戦が行われた。
ここまで5戦3勝2位2回と圧倒的な強さを見せてきたJSBクラス#59ケンツJトラストモジョウェスト(MOTUL)は、SUGOでも優勝を飾り、最終戦を残しながら、シリーズチャンピオンが決定した。鈴鹿8時間耐久レースではトップを快走しながらも、ラスト1時間のピットインでまさかのトラブル発生。プライベーターでの8耐制覇という偉業を惜しくも逃してしまった。しかし、今シーズンはこの1回の惨敗のみで、シリーズでは磐石の態勢で戦ってきた。これは北川選手のコースレコードを塗り替える走りと、ケンツのチーム力によるものであ
る。シリーズチャンピオン獲得、おめでとうございます!
GP125クラスでは、シーズン序盤はランキング2位につけていた#5X−boxTEAMウィリー(MOTUL)だが、ここ2戦はトラブルによりノーポイントに終わっていた。SUGOの事前テストでは好タイムをマークしていただけに待望の今季初勝利をあげたいところだ。
しかし予選でタイムアタック前に他車に追突され、マシンを大破してしまう。このままでは予選落ちという危機の中、チームの努力でマシンを復旧させ、完調ではないマシンを菊池選手のライディングでカバーし、8番手のポジションを獲得する。決勝レースでも菊池選手は、ケガとマシンの影響をカバーしながら、序盤から後続を引き離し、後続の様子を見ながらのベテランらしい走りで、見事今期初勝利をおさめた。
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