7月29-31日、鈴鹿サーキットにて第28回”コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレースが行われた。
7 万2000人の観客が見守る中レースはスタート。予選2位スタートのセブンスターホンダ7(宇川・清成組ーMotul)が好スタートを切ってホールショットを奪い、その後も順調に2番手以降を引き離した。午後1時ごろに大粒の雨が降り出し、ライトオンの指示。次々転倒が相次ぐ中、#7はウェットでも安定した走りを見せ、最後には2位に4周もの大差をつけチェッカーを受けた。
このセブンスターホンダ7の優勝で、 HONDA勢としては9連覇を達成。また怪我の痛みを注射で抑えながら走った藤原選手のセブンスターホンダ11(バーミューレン/藤原組ーMotul)が2位に入った。MOTULはHONDAとの初のテクニカルサポート契約にも関わらず、見事優勝を獲得した。
一方 2 年ぶりに8耐に帰ってきたMORIWAKI
MOTUL TIGER RACING(松戸・キャミア組)は一時3位まで順位を上げるも、4時間経過したころにキャミア選手が濡れた白線に足元をすくわれ、痛恨のクラッシュ。外装は大破、ハンドル周りも損傷したが、すぐにピットに戻り、15分程度の迅速なピット作業でレースに復帰。が、その間、3位から45位まで順位を落としてしまう。ところがその後、松戸選手が怒涛の追い上げを見せ、15人も抜き去り、最終的には15位まで順位を上げ、フィニッシュした。
また土曜日(7/30)に行われた4時間耐久レースは、モリワキクラブ(Motul)がポールトゥフィニッシュで完勝。昨年優勝の赤い三輪車(Motul)が2位に入った。
4 耐、8耐とも1-2ともにMotul勢が獲得、Motulの信頼性をアピールする形となった。
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