6月25日-26日に、マレーシアのセパンサーキットにて、Super
GT第3戦「JAPAN GT CHAMPIONSHIP
MALAYSIA」が行われ、昨年チャンピオンの#1ザナヴィNISMO
Z(MOTUL)が予選4位からスタートした後、激しい接戦の末、逆転優勝でレースを制した。
常夏のマレーシアでのレースは、開始時点の気温が36度、路面温度は51度と、夕方にもかかわらずドライバーとマシンにとって過酷なレースになることが予想された。
ポールスタートの#8ARTA NSXが快調にトップをキープするがその間も4位スタートの#1は着々とポジションアップ。4周目には2位に上がる。25周目付近でドライバー交代した後、#1は#8の背後に迫り、10周以上に渡ってサイドバイサイドの攻防を繰り広げ、44周目についに#1がトップに躍り出る。その後一度は#8にトップを奪い返されるが、同一周回でまたトップを奪い返し、そのままチェッカーを受けた。
一方#18TAKATA童夢NSX(MOTUL)と#3HASEMI
Z(MOUTL)、#6エッソウルトラスープラが前半、三つ巴の4位戦いを繰り広げられていた時、#3が#18に接触、#18はスピン、順位を11番手まで下げてしまう。しかし#18は素早いピットワークなどで順位を徐々に上げ、最後は6位走行中の#22モチュールキーバリューZの背後に迫る。しかし#22モチュールZは、なんとかNSXの猛追を抑え、0.265秒差で逃げ切り、6位でフィニッシュした。
これで本山/ライアン組はドライバーズランキングトップを奪取。次の7月24、25日の菅生戦に備える。
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