5月7日、午後3時からドイツ中西部のアイフェル山中にあるニュルブルクリンクで、世界でもっとも過酷な耐久レースといわれる、ニュルブルクリンク24時間耐久レースが始まった。
悪路で有名なこのコースだが、93年以来SUBARUはインプレッサを持ち込み開発をしている、インプレッサにとっては開発コース。プローバ(MOTUL)インプレッサ初挑戦に期待が集まった。
予選は出走221台中41位、エントリーしたクラスA6中7位とまずまず。
決勝スタート寸前に大粒の雨が降り出すなど悪天候の中スタート。#67インプレッサはスタートドライバーを清水和夫で総合42位、クラス10位からスタートするが、スタートの混乱の中1周目で18台を抜き、一気に24位にポジションアップ。5周目には21に浮上、7周目にWRCドライバーのステファン・サラザンに交代する。
夜中3時ごろには路面も乾き、ドライ状態。#67は総合18位、クラス3位までポジションをあげる。18時間後にはクラストップを走行していた#59
BMW M3 GTRがピットイン。2位を走行していた#67はその隙にクラストップに躍り出るも、次周回でピットイン、トップを予選クラスポールの#50
NSXに譲る。
最後の3時間は#50とクラストップ争いを繰り広げるがわずかに及ばず、クラス2位、総合14位でチェッカーを受けた。
初めてのニュル参戦で、しかもノーマルに近い状態でトップ争いを繰り広げ、見事完走を果たした。
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