6月6日、MotoGP第4戦がムジェロサーキット(イタリア)にて行われた。
ロッシ(ゴロワーズ・フォトゥルナ・ヤマハ-MOTUL)の母国イタリアで行われた第4戦は、波乱の展開になるも、ロッシが必死のライディングで勝利を収め、嬉しい地元優勝を飾った。
スタート直後から、V.ロッシ 、S.ジベルナウ(ホンダ)、M.ビアッジ(ホンダ)玉田誠(ホンダ)などが激しい首位争いを繰り広げ、途中ロッシがトップに立つがコーナー毎に抜きつ抜かれつの大接戦となる。途中ロッシが首位を走行中、18週目に雨が降り始め、2ヒート制となった。
残り6周となった2ヒート目はレギュレーションによりタイム差がなくなったため、大混戦となる。さらにスタート前には雨も上がりかけていたためほぼ全員がスリックタイヤをチョイス。ところがレースが始まると、雨が予想外に強くなるなど、非常に難しいコンディションとなり、波乱の展開となった。
ロッシは2ヒート目中盤まで低迷していたが、徐々に追い上げ、ラスト2ラップでトップに浮上。その後も激しい首位争いを展開、最後は0.361秒差でジベルナウを押さえ、今期2勝目を挙げた。3位はビアッジ、K.ロバーツ(Suzuki-Motul)はマシントラブルでリタイア、チェカ(ゴロワーズ・フォトゥルナ・ヤマハーMotul)はクラッシュでリタイア。
次戦は6月13日スペイン、カタルニアにて。
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