6月13日、MotoGP第5戦がスペイン、カタルニアサーキットにて行われた。

V.ロッシ（ゴロワーズ・フォトゥルナ・ヤマハ-MOTUL)が前回のイタリアGPに引き続き２連勝を上げ、マルコ・メランドリ（フォルトゥナ・ゴロワーズ・テック３-MOTUL）が３位、ロッシのチームメイト、カルロス･チェカが４位、メランドリとチームメイトの阿部典史が９位とヤマハ勢が大健闘を見せた。

予選２番手からスタートのロッシは、ホールショットを奪い、レースをリードするが、その後一瞬のミスを衝かれ、セテ・ジベルナウ（ホンダ）に先行される。しかしジベルナウのぴったり後ろにつけ３番手以降を離していく。
１４周目に今度はジベルナウの一瞬のミスを衝き、ロッシがトップを奪い返し、その後トップ争いのバトルとなるも、ラスト２周でロッシが首位をキープ、そのままコンマ２秒差でジベルナウを抑えてチェッカーを受けた。

また昨年からMotoGPクラスに上がってきた、メランドリは今回初表彰台の３位、また予選１２位スタートだったチェカは見事な追い上げを見せ、４位チェッカーと地元ファンを喜ばせた。ランキングもロッシがトップまで５ポイント差と詰め寄り、チェカも４位に浮上した。

次戦は6月26日オランダ、アッセンにて。