10月10日、MotoGP第14戦マレーシアGPの決勝が、クアラルンプール郊外のセパンサーキットにて行われた。
マレーシアの厳しい日差しが照りつけ、気温40度、路面温度59度という厳しいコンディションのなか、シーズン5回目となるポールポジションからのスタートとなったバレンティーノ・ロッシ(ヤマハーMotul)は、このサーキットにて2年連続のポールトゥフィニッシュを飾った。
ホールショットは2番グリッドのA.バロス(ホンダ)に奪われたものの、ロッシは4周目でバロスを捕らえ、パス。その後もペースを上げ、徐々に後続を引き離し、転倒リタイアを喫した前戦のカタールGPの鬱憤をはらす、独走優勝を飾った。
チームメートのC.チェカはリアのチャタリングに悩まされ9位に留まった。フォルトゥナ・ゴロワーズ・テック3の阿部典史は12位、M.メランドリは転倒リタイヤ。
チームスズキMotoGP-Motulはモテギの転倒で怪我をしているK.ロバーツの代わりに加賀山就臣が出走、14位とポイントを獲得した。ホプキンスは7位走行中エンジントラブルにてリタイア。最近調子を上げているだけに残念。
次戦は来週の10月17日、オーストラリアGP。残り2戦を残すのみとなった。
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