10月17日、MotoGP第15戦オーストラリアGPの決勝が、フィリップアイランドにて行われた。
ゴロワーズ・フォルトゥナ・ヤマハーMotulのバレンティーノ・ロッシがS.ジベルナウ(ホンダ)とのバトルを制して優勝し、今年度のシリーズチャンピオンが決定した。ヤマハにとって1992年のウィン・レイニー以来の最高峰クラスタイトルとなる。
2番グリッドスタートのロッシは、スタートで少し遅れ、トップのジベルナウに1秒以上開けられるが7周目には追いつく。ロッシは2位でも、シリーズタイトルが決定するものの、19周目にはジベルナウをパス、優勝への意地を見せる。しかしジベルナウもホンダの意地を見せ、23周目にはトップを奪い返す。最終ラップでも激しいバトルを繰り広げ、最後には0.097秒差でトップチェッカーを受けた。
ロッシはこれで4年連続の最高峰クラスタイトルとなった。
ロッシのチームメイト、C.チェカは10位、M.メランドリ(フォルトゥナ・ゴロワーズ・テック3−Motul)は目の違和感を訴えリタイア、同チームメイトの阿部は17位。
次は10月31日、バレンシアにて。シリーズ最終戦を迎える。
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