WRC（世界ラリー選手権 ）では初の日本イベントとなった、「ラリー・ジャパン」が北海道十勝/帯広地方中心に9月3日から5日まで行われた。
長い間日本では厳しいと言われてきたWRCの開催とあって、日本中のWRCファン、モータースポーツファンが十勝に押し寄せた。木曜日夜のセレモニアルスタートには5万人以上も集まり、また3日間では25万人以上の観客が集まり、初めて間近で見るWRCカーの疾走に感嘆の声を上げていた。

SUBARU WRT（MOTUL）のペター・ソルベルグが序盤からトップに立ち、一度もトップを明け渡すことなく優勝。2位に1分13秒もの大差をつけての圧勝だった。これでソルベルグは今季3勝目となり、ランキングを2位に上げた。

またグループNでは終始ラリーをリードしたSUBARU TEAM ARAI　（MOTUL）の新井敏弘選手が優勝。東京SUBARUラリーチーム（MOTUL)の鎌田卓麻選手が2位、3位も同チームのディーン・ヘリッジ選手が獲得。インプレッサが1-2-3フィニッシュを飾り、表彰台を独占した。

記念すべき日本でのWRC初イベントでSUBARU(MOTUL)はWRC部門とグループN部門でダブルウィンを達成、完全制覇を成し遂げた。

次戦は9月17-19日、グレートブリテン・ラリー（イギリス）。

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