MotoGP
第12戦日本GPがツインリンクモテギ(栃木県)にて9月17−19日に行われた。
予選初日から、J.ホプキンス(スズキーMotul)が好調で最終的に自己初のフロントロー2番グリッドをゲット。V.ロッシ(ゴロワーズ・フォルトゥナ・ヤマハーMotul)は3番手、玉田(ホンダ)がポールポジションを獲得した。
決勝当日も残暑の厳しい暑さの中、7万人近い観客が見守る中レースはスタート。
3位スタートのロッシが見事ホールショットを奪ったが、その後ろにつけていたL.カピロッシ(ドカティ)がJ.ホプキンスを巻き込んで転倒。それにK.ロバーツ(スズキーMotul)、M.ビアッジ(ホンダ)N.ヘイデン(ホンダ)、C.エドワーズ(ホンダ)が巻き込まれ、
6台がファーストラップ、1コーナーで早々に消えるという波乱の幕明けとなった。
レース序盤はロッシがリード、玉田が追う形で3位以降を引き離していったが、5周目に玉田がロッシをパス、トップを奪うとその後も徐々にリードを広げていき、そのままフィニッシュ。今季2勝目を飾った。ロッシはシリーズランキングのため無理には追わず、確実に2位を獲得。ランキング2位のセテとのポイント差を39に広げた。
一方レース半分は3位争いを繰り広げた、M.メランドリ(フォルトゥナ・ゴロワーズ・ヤマハーMotul)と中野真矢(カワサキ)だったが、とうとう19周目に中野ばメランドリを捕らえ、3位に浮上。そのまま3位でチェッカーを受け、カワサキにとっては実に23年ぶりの表彰台となった。
メランドリは5位、チェカ(ヤマハーMotul)は7位、阿部典史(ヤマハーMotul)は4位走行中にリタイア。
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