6月17日-19日に、アジアパシフィックラリー選手権第3戦「ラリー・オブ・ロトルア(ニュージーランド)」が行われた。SUBARUインプレッサWRX
STI spec C (Motul)の新井敏弘選手がAPRCで初優勝を飾った。
全8戦で行われるAPRCではシリーズ登録選手の参戦義務がパシフィックイベント2戦、アジアイベント3戦となっている。そのため、PCWRCとの掛け持ちをする新井はポイント対象ぎりぎりの5戦での参戦を予定しており、第2戦のニューカレドニアラウンドをスキップ。トップで戻ってきながらも失格となった第1戦「ラリー・オブ・キャンベラ」以来の参戦となった。
酷暑のトルコ・ラリーのすぐあとに、冬を迎えているニュージーランドはかなり冷え込み、雨も降るあいにくの天気。が、新井は初日からトップにたち、そのまま譲らず最終的に2位に1分45.5秒差という大差をつけ、APRCでの今季初優勝を飾った。
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