4月30日、5月1日とMotoGPでは初開催の中国GPが上海で行われ、ウェットコンディションの中、ゴロワーズ・ヤマハ(Motul)のバレンティーノ・ロッシが優勝した。また長く低迷していたチームスズキが表彰台とはいかなかったものの、手ごたえのあるレースを展開、今年のマシンのポテンシャルの高さの片鱗をうかがわせた。
雨 の中のフリー走行2日目には、チームスズキMotoGPのケニー・ロバーツがトップタイムを出し、チームメイトのジョン・ホプキンスが4番スタート、ロバーツが9番スタートとなる。スタート直後はホプキンスが飛び出し、自身世界グランプリにデビューして以来始めてトップを走った。更にオープニングラップのうちにトップに浮上。トップロバーツ、2位ロッシのバトルとなる。ロバーツはロッシを徐々に引き離し始めるが5周目でトラブルが発生、スローダウン、そのままリタイアを喫してしまう。
その後ロッシの独走態勢になり、ホプキンスは4番手に上がったところでコースアウト、11位まで順位を下げるが7位まで挽回、チェッカーを受けた。
シリーズポイントは、ロッシがトップ、チームランキングとメーカーランキングはYAMAHAがキープしている。
次戦は5月15日、フランスGP。
|