11月5日、6日と鈴鹿サーキットにてSuper
GT最終戦「SUZUKA GT300km」が行われた。
予選の5日は秋晴れに恵まれ気温は24度、路面温度は32度にまであがった。ポールポジションを取ったのは#38ZENTセルモスープラ、以下3位までスープラ勢が独占、#18TAKATA童夢NSX(MOTUL)が4位、#1ザナヴィニスモZ(MOTUL)が9位、#22モチュールピットワークZが10位のスタートとなった。
決勝の6日は前日とは打って変わって雨模様。当初14時スタートの予定が、雨足が強い為延期が繰り返され結局15時ごろまで延び、しかもセーフティーカー先導によるスタートとなった。レース周回も52周から39周に減ったが、ドライバーの最多周回規定は35周と変わらなかったため、#1、#22、#100はセーフティーカーがいなくなるとすぐにピットインをし、ドライバー交代をする作戦に出た。
ピットインのタイミングがバラバラで誰が本当のトップか分かりにくい中、全チームがピットインを終了したのが35周目、残り4周となった時だった。この時点で#38がトップ、#1が2位。#38はそのまま逃げ切ればドライバーズタイトルをも獲得、一方#1が逆転すればドライバーズタイトルも#1が獲得するという劇的な展開。観客が固唾を呑んで見守る中、最終ラップでは約1秒差。しかし最終的には#38がそのまま逃げ切り、今季3勝目、ドライバーズタイトルもものにした。#1(本山/ライアン組)は惜しくも2位となり、ランキング3位を獲得、チームメイトの#22(柳田/クルム組)は8位入賞となり、NISMOはチームチャンピオンを獲得した。
#3G'ZOX HASEMI Zは4位、#18(道上/小暮組)は6位入賞。
GT300クラスでランキングトップタイとなっていた#0
EBBRO M-TEC NSXは2位でフィニッシュ、ランキングも2位となった。
ドライバーズランキング:
順 位 |
ゼッケン |
ドライバー |
チーム |
ポイント |
1 |
38 |
立川
祐路
高木 虎之介 |
ZENTセルモスープラ |
67 |
2 |
8 |
伊藤
大輔
ラルフ・ファーマン |
ARTA
NSX |
61 |
3 |
1 |
本山
哲
リチャード・ライアン |
ザナヴィニスモZ |
60 |
3 |
36 |
土屋 武士
ジェームズ・コートニー |
ACE
TOM'S SUPRA |
60 |
5 |
22 |
ミハエル・クルム
柳田 真孝
|
MOTULピットワークZ |
57 |
8 |
3 |
金石
年弘
エリック・コマス |
G'ZOX
HASEMI Z |
42 |
10 |
18 |
道上
龍
小暮 卓史 |
TAKATA童夢NSX |
37 |
|