9月3日、4日とツインリンクモテギにてSuper
GT第5戦が行われた。
前回の菅生ラウンドからNSX勢が全車NA化(自然吸気)され、ポテンシャルの高い走りを披露、一時トップ争いをしながらもそのチャンスが活かせなかった#18Tanaka童夢NSX(Motul)が今回は見事2位を勝ち取った。
予選で3位につけた#18はスーパーラップで道上選手が渾身のラップをたたき出し、暫定トップとなる。しかしその後チームメートの#8にコンマ1秒上のタイムを出され、惜しくも2位のスタートとなる。
決勝当日は曇り空が徐々に晴れてきてスタート時には気温31度、路面温度は44度まで上昇した。5万2千人のファンが見守る中、44台のマシンによって63周のレースがスタートした。
2位スタートの#18は、今回ピットストップの時間を稼ぐ為、リアタイヤのみ交換の作戦をとっていた。その為タイヤをいたわりながらの走行になり、周回を重ねるうちに徐々にポジションを5位まで下げてしまい、予定より早めのピットインをすることになる。ところがトップ走行中の#8のトラブルによる緊急ピットインと重なってしまい、狭いピットに2台が揃うことに。出るのも一旦後ろに下げてから出すしかなく、5秒もタイムをロスすることになってしまう。
一旦ポジションを下げるも、ドライバー交代した小暮選手が好タイムを連発。全車ピットインが終了、順位が落ち着いた32周目にはトップの#100の後ろ3秒差の2位までポジションを回復した。しかし#100も譲らず、4〜5秒の差は詰まらず、そのまま2位でチェッカーを受けた。
#18は 今季初の表彰台ではあったが、優秀のチャンスもあっただけに悔しい2位となった。
Motul Pitwork Zは7位スタートで4位までポジションを上げフィニッシュ。ザナヴィニスモZ(Motul)は6位入賞を果たした。
次戦は9月24、25日、富士スピードウェイにて。
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