（9/24-25）

9月24日、25日とMotoGP（世界ロードレース選手権）第13戦、マレーシアGPが行われた。ゴロワーズ・ヤマハチーム（Motul)のV.ロッシが2位を獲得し、シーズン終了を待たずにチャンピオンを決定した。ロッシにとっては最高峰クラスで5シーズン連続のタイトル獲得で、125cc、250ccと合わせて7度目のチャンピオン。Yamahaとテクニカルパートナーの契約を締結しているMOTULにとっても、嬉しい２年連続のチャンピオン獲得となった。

ロッシは予選7番手の3列目グリッドからスタート。決勝はカピロッシ（ドゥカティ）の好スタートで開始され、中野（カワサキ）、メランドリ（ホンダ）、ヘイデン（ホンダ）らが続き1ラップを終了。2周目に先頭グループの中のとジベルナウが接触転倒。ロッシは８周目にヘイデンをかわして２番手に上がる。

その後ロッシは中盤カピロッシを抜いて一時トップを走り、その後二人は抜き差しを繰り返すが結局後半カピロッシが逃げ切り優勝、ロッシは２位表彰台を獲得、チャンピオンを決定した。

一方Team Suzuki MotoGPのJ.ホプキンスは予選３番手と、２戦連続になる１列目グリッドを獲得。表彰台への期待がかかるが第１コーナーで渋滞に巻き込まれ大きくポジションダウン。そこから追い上げるが、９位でフィニッシュ。K.ロバーツはドライコンディションでの今シーズンベストの７位でフィニッシュした。

次戦は１０月１日、カタールにて。調子が上向きのTeam Suzuki MotoGPの活躍を期待したい。