7月9日、スポーツランドSUGOにて2006
MOTO1オールスターズ第4戦が行われた。朝から霧雨の降り続くSUGOではレースによってダートセクションがキャンセルされたり、ジャンプがキャンセルされたりと、状況に合わせてコースの見直しが行われた。
16:00時を回ってアンリミテッドクラスがスタート。2番グリッドからスタートした#5大西健太郎選手(フサベルジャパン&トーカイオート)は、昨年チャンピオンの佐合選手に最初のダートセクションで先行され、その後徐々に離されて行く。が、途中#1佐合選手のミスで背後まで詰め寄ると、その後のダートセクションで抜きにかかり、佐合選手が周回遅れとからんでる間に一気にトップに躍り出た。佐合選手の転倒などにより10秒以上マージンを稼いだ大西選手はその後もミスも犯さず、確実に周回を重ね、見事今季初優勝を飾った。
マシンもライダーも泥まみれのレース後、
喜びの大西選手に勝因を伺うと「最後まであきらめないでがんばったこと」とのこと。レース前もみんな一様に、「このコンディションではあとは精神力勝負」だと。そんな究極のコンディションで勝利を得た事で、大西選手の今後のレースに期待がかかる。
使用エンジンオイル:
大西選手(HUSABERG-FS650)が使用しているオイルはMOTUL
300V 4T FACTORY LINE
5W40になります。硬めのオイルを選ばれる方が多い単気筒エンジンですが、5W40という低粘度オイルでも充分対応します。
Moto1とは?
日本でMOTO1と称されるスーパーモタードは、アスファルト部分(ターマック)とダート部分(ジャンプやフープスなど、いわゆるモトクロス的な部分)が混在する新しいモータースポーツです。つまり、ロードレースとモトクロスのジャンルを超えたレースになっているのです。ロードレースのハイスピードとモトクロスのジャンプなどの激しい動きが同時に楽しめ、コーナーではドリフトが見られ、ロード出身ライダーとオフ出身のライダーの戦いが醍醐味となっています。
詳しくは→Moto1オフィシャルサイト
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