2006年9月23-24日、ツインリンクもてぎにてMotoGP第15戦、日本GPが開催された。
先週のフィリップアイランドで開催されたオーストラリアGPでV.ロッシ(キャメルヤマハ-Motul)は2位表彰台を獲得、ランキング2位に浮上、トップとの差を26ポイントと縮めていた。今回の日本GPでもロッシは2位表彰台を獲得、ポイントリーダーのN.ヘイデン(ホンダ)が5位で終わったため、ヘイデンとの差はわずか12ポイントとなり、年間チャンピオン獲得への望みをつなげた。
V.ロッシは予選の終盤、1周のみ残されたチャンスに2005年のポールレコードを上回るタイムをたたき出し、2番グリッドを確保。決勝では序盤3位を走行するも、15周目でメランドリをかわし2位に浮上。1時はトップのカピロッシ(ドカティ)に1秒差と詰め寄るが、その後カピロッシがペースを上げたため徐々に離されてしまい、最終的には5秒ほど離されたものの堂々の2位フィニッシュとなった。
MotoGP残るは2戦。今季序盤苦戦が続き、チャンピオンは絶望的かと思われていたロッシ選手。しかしシーズン後半の怒涛の追い上げで優勝は射程距離となってきた。
リザルト:
順 位 |
ライダー |
チーム |
マシン |
タイム |
1 |
L・カピロッシ |
Ducati
Marlboro Team |
Ducati |
43'13.585 |
2 |
V・ロッシ |
CamelYamaha
Team |
Yamaha |
+5.088 |
3 |
M・メランドリ |
Fortuna Honda |
Honda |
+8.378 |
4 |
S・ジベルナウ |
Ducati Marlboro
Team |
Ducati |
+9.712 |
5 |
N・ヘイデン |
Repsol Honda Team |
Honda |
+11.944 |
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