7月8日、「中国サーキット選手権」(China
Circuit Championship
略称:CCC)が中国の上海市郊外の上海F1サーキットで開幕、昨年参戦初年度に1600ccクラスの年間チャンピオンを獲得した日産ティーダ(東風日産ギアチーム-MOTUL)が3位表彰台を獲得した。
MOTULは東風日産ギアチームをサポート、また北京ヒュンダイレーシングチーム、DongFeng
KIA 778レーシングチームもMOTULを使用している。
昨年のチャンピオン、カーナンバー1の郭海生は2番グリッドからスタートするが、出遅れて4位で1周目を終了。その後バトルを繰り広げながら追い上げ2位に浮上。トップを猛追するもサスペンションの異常でコントロールを失いクラッシュ、リタイアとなる。一方#2の林立峰(東風日産ギアチーム-MOTUL)は3番グリッドからスタート。一時7位まで順位を落とすがその後順調に追い上げ3位でチェッカーを受けた。
また続く7月22日には北京市郊外の北京金港サーキットで第2戦が行われ、東風日産ギアチームの#2
林立峰が初戦に続き、3位に入った。
中国サーキット選手権(China
Circuit Championship:
CCC)
中国で行われているツーリングカーレースで1600ccと2000ccクラスがある。今年は珠海、上海、北京、成都のサーキットで計6戦が予定されている。中国人ドライバーの育成を目的に中国本土出身ドライバーしか登録できない1600ccクラスは改造範囲も比較的自由で技術的チャレンジのしがいがあるため中国国内のツーリングカーベースのレースではメインカテゴリーへと育ちつつある。
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