7月26日から29日まで開催された、鈴鹿8時間耐久ロードレースは今年が記念すべき30周年。おととしに続き、今年もHRCがMOTULを採用、日本4メーカーのファクトリー、もしくはそれに近いチームにMOTULが採用されることとなった。
また総エントリー84台中34台にMOTULが使われており、使用率としては40%超。真夏の耐久レースでのトップシェアは信頼性の現れと言える。
レースでは#33 HRCがポールポジションを取るも、フライングスタートで30秒のストップ&ゴーペナルティーを課せられてしまう。一時は9番手まで順位を落としたが、その後カルロス・チェカが驚異的追い上げを見せ、一気に4番手まで順位を上げ、岡田にバトンタッチ。最終的に2位まで追い上げあげるものの、トラブルもなくハイペースで周回を重ねるヨシムラには追いつけず2位でチェッカー。
モリワキMOTULレーシングも、レース寸前に予定していた森脇尚護選手が負傷のためライダー変更。心配されたが、森脇監督のリスクを少なくする作戦で最後には5位入賞という素晴らしい結果となった。
ヨシムラは鈴鹿8耐第1回目の優勝チーム。3年目に優勝した後、今年は27年ぶりの優勝となった。
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