いよいよ迎えたMotoGP開幕戦。今年から各チーム、新しいレギュレーションに対応したニューマシンが投入された。990ccだった排気量が800ccへ、またガソリン容量が22Lだったのが21Lまでと減り、さらにはタイヤの使用量も制限が入った。またレースウィークの始まる寸前に「FIAT」がYAMAHAのメインスポンサーとなることが発表され、注目が集まった。
昨年惜しくもチャンピオンを逃した、V.ロッシ選手(FIAT
YAMAHA TEAM-MOTUL)はポールポジションからのスタートを切るが、ストレートで圧倒的優位を持つC.ストーナー(DUCATI)にトップを譲る。コーナーでは追い上げ、追い越してもストレートでは抜き返される。今年からDUCATIに移籍したC.ストーナーがMotoGPクラス初優勝を遂げ、ロッシは2位表彰台を飾った。3番手グリッドスタートだったチームメートのC.エドワーズ選手は6位。
RIZLA SUZUKI MotoGP-MOTULのジョン・ホプキンス選手はヘレスでのテストで負った怪我をおして走行、3位争いを繰り広げるが、0.5秒差で惜しくも4位となった。チームメイトのクリス・バーミューレン選手は13番グリッドから6人抜きを見せ、7位でフィニッシュした。
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