全日本モトクロス選手権シリーズが3月25日(日)宮城県スポーツランドSUGOにて開幕戦を迎えた。モトクロス世界選手権日本グランプリの会場でもある同サーキットはハイスピードのアップダウンとウッドチップや砂を搬入した土が大きな特徴。決勝当日朝方まで振っていた雨にもかかわらず、入念なコース整備のおかげで比較的良好な路面状態でレースに臨むことが出来た。泥まみれのコースサイドでは観客にも泥が降ってきて、一緒に泥にまみれての応援となっていた。
2ヒート制で、1ヒート30分プラス1周で争われるこのレース。国内最高峰のIA-1クラスに出場した、Jubilo
Racing Team−Motulの#982成田亮選手(昨年ランキング2位)がヒート1で昨年チャンピオンの熱田選手(HONDA)とのバトルを制して逆転優勝。第2ヒートでも2位を獲得。総合2位で幸先の良い開幕戦となった。
またTeam Suzuki−Motulでは昨年IA-2クラスでチャンピオンに輝いた小島
庸平選手がIA-1にスイッチ。IA-1初レースとなる
第1ヒートでなんと3位に入る健闘を見せ、今後のシーズンに期待が高まった。
ヒート1表彰台の成田亮選手(中)と小島選手(右)
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