（5/19-20）

5月19日、20日とフランス ルマンのブガッティサーキットにてMotoGP第５戦が行われた。曇りではあったが23度まで気温は上がった予選日にはFIAT YAMAHA−MOTULのコーリン･エドワーズが最後にタイムを出し、自身初ポールポジションを獲得。

20日の決勝日には昨日とは打って変わって気温は6度まで下がり、MotoGPクラスのスタート前からぽつぽつと雨が降り出してしまう。スタートでは４番グリッドだったFIAT YAMAHA−MOTULのロッシは、1周目を終えるころにはトップに浮上。５周目まではトップを走行するも、雨により徐々に後退。変わってRizla Suzuki−MOTULのジョン･ホプキンスがトップに浮上。雨が強くなってきたため、次々とピットインしてマシンをレイン用のものに乗り換えコースに戻っていったが、全車戻ったころにはジョン･ホプキンスの次に、なんとレース12番グリッドからスタートしていたチームメイトのクリス･バーミューレンが2位まで浮上。しばしSuzuki2台の1−2走行。その後バーミューレンはホプキンスも軽々パスし、2位をも引き離し、最後には12秒以上引き離し独走で嬉しい初優勝を飾った。

スズキにとっても優勝は6年ぶり。GSV-Rでは初優勝となった。Rizla Suzukiは前戦上海に引き続き表彰台を獲得。