前回のレース(FUJI
SPEEDWAY 9/11-12)が静岡県小山町を襲った台風9号により中止となった事から、Pokka700kmレース(鈴鹿サーキット
8/21-22)以来2カ月ぶりの開催となった今回のレース。しかも最終戦ということで、今年から新たに始まった特別レギュレーション(全車ウェイトハンディ無し)による車両本来の速さが見られるレースとして開催された。
レースでは予選から速さを見せるランキング1位 #18Weider
HSV-010(MOTUL)と2年連続チャンピオンを目指す#1PETRONAS
SC430の激しい戦いが繰り広げられた。#6の脱落により3位でもチャンピオン獲得の可能性のあった#18だが、最後まで#1へのプッシュを続け今季最高のレースを見せ観客を大いに沸かせた。結果としては2位でゴールをした#18がチャンピオンを獲得。HSV-010登場初年度にデビューチャンピオンを獲得した。
ウイダー ホンダ レーシング
ウイダー HSV-010
小暮選手 & デュバル選手
またGT300クラスでは、事実上ランキング5位までのチャンピオン争いで迎えた最終戦。しかしながらランキング4位・5位の#3 TOMICA
Z(MOTUL)と#46アップスタートMOLA Z(MOTUL)は優勝が絶対条件といえるほどの厳しいレースを迎えた。しかしながら#3は予選から絶好調。ポールポジションを獲得し、レースでも他を寄せるけることなく終始トップを走行、そのまま1位でゴールを迎えた。残り1戦を残しランキング4位からの劇的な逆転劇でチャンピオン獲得となった。
HASEMI MOTOR
SPORT TOMICA Z
星野選手 & 柳田選手
これでMOTULは2008年以来のダブルタイトル獲得。今季初戦#18 HSV-010のデビューレースポールポジションから始まった衝撃の2010年シーズン。ダブルタイトル獲得によりMOTULとして最高のシーズンを終えることとなった。
SUPER-GTのレースとしては終了だが、来月11/13-14に開催されるスペシャルイベント「FUJI
SPRINT CUP 2010」で最後の雄姿を見ることが出来ます。 皆様ぜひ富士スピードウェイにお越しください。
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