2011年4月16日(土)〜17日(日)に予定されていたものの、東日本大震災の影響により延期となっていた2011年
全日本選手権 フォーミュラ・ニッポンと2011 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズの開幕戦が、5月14日(土)〜15日(日)の二日間にわたって、「鈴鹿2&4レース」として鈴鹿サーキットで開催されました。
JSB1000決勝では、YSP RacingTeam
with TRC(MOTUL)の中須賀克行選手が5番手スタートから快走。中盤の伊藤真一選手(F.C.C.TSR
Honda)との二位争いを制し、ポールポジションスタートの秋吉耕佑選手(F.C.C.TSR
Honda)を追走。オーバーテイクには至らなかったものの、開幕戦で堂々の二位表彰台の座を獲得しました。
左: 中須賀克行選手/YSP RacingTeam with TRC(MOTUL)
続いて行われたフォーミュラ・ニッポンでは、今年よりTEAM
無限(MOTUL)に加入した山本尚貴選手が、2010年よりフォーミュラ・ニッポンに参戦したチームにとって初となるポール・ポジションからのスタート。スタート前のトラブルによる心理的な影響があったためか、山本選手はスタートで出遅れ、更に第二コーナーで他のマシンに接触。ピットでの修復作業を終えた後、最後尾よりの追い上げで23周目にこのレースのファーステスト・ラップを記録するなど、予選時と同様に上位陣に勝るとも劣らない走りを見せるも、レース序盤での大幅なタイムロスは如何ともしがたく、規定周回数に1周足りず完走とはなりませんでした。
それでも、今季のTEAM
無限(MOTUL)のポテンシャルが、チーム参戦初年度となった昨年を上回るものであることは誰もが認めるところ。次戦以降のTEAM
無限(MOTUL)および山本選手の活躍に、是非、ご期待下さい。
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