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MOTUL:それはギアを傷めないということになるんでしょうね。
石田:
本当にギアオイル、いろいろ使ったんですよ。エンジンにしてもギアにしても、競技車で言うとエンジン
1基に関して 200万、 400万ってお金がかかってるわけですよね。ギアにしてもそうですよね。強化ギアだ、クロスミッションだっていうと、ギア1つで40万、50万、80万ってお金がかかるわけですよ。それを、オイルで「やられた」んじゃ困るわけです。本当にいろいろやって、特にインプレッサで全日本ラリーやり始めてから、かなり悩んでたんですね。
フリクションロス、これは添加剤もあ るんで、かなり満足いくオイルは手に入れられるんです。だけど、どうしてもコーティング、洗浄能力、これに優れたオイルに出会えなかった。ですからひどい年は、
2月に開幕して夏の 6月までに3基ミッションを壊して。で、うちのドライバーの関係でMOTULと知り合って、その年の後半、その悩みから開放された。これはもう金銭的にもすごく助かりました。
MOTUL:
ただ、うちのオイルは金額的にも高いですから…。
石田:
高いといったって、先ほど言ったように、エンジンには 200万、
400万っていうお金がかかってるわけですよね。ギアにも50万、80万ってお金がかかってるわけです。そこで
1リッターでウン千円の差ってのは、まったく問題ない。
MOTUL:
お客様の反応の方はどうですか?
小此木:
そうですね、喜んでいただいてると思います。
石田:
確かに普通のギアオイルよりも価格は高いですけど、 1年間
2回ミッションのオーバーホールするのと 1年間 4回ミッションオイル交換と、どっちが得なのよって話すれば、それもう結果は明らかですよ。あとは我々がやってきたことを信じていただけるかどうかなんですよ。
本当に6月までに3基壊して、ミッションオイル交換しただけで残りの半年は壊さなくなって、厳しいシリーズのいい成績がとれたっていうのが、これがお客様に信用してもらえるかどうか、それはもう私たちのパーソナリティーの問題ですから。あ
とは、店長の報告を聞きますと、現実に私たちのお客様で、体感できたって言ってくれるお客様は大変多いって聞いてます。
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MOTUL:
その体感というのは具体的にどういう感じなんでしょうか。先ほどのクイックとか、シャープに入るとか、そういうことですか。
小此木:
そうです。あとはミッションの傷み具合が違うとか。
MOTUL:
ミッションの傷み方っていうと、中を開けてお客様に見せたりされていらっしゃるんですか。
小此木:
ほとんどの方がうちを信頼していただいてるんで、そこまでのお客さんっていうのは少ないんですけど、中にはやっぱり「どうなってた」っていう方もいますよ。
MOTULオンリーのユーザーの方、結構いるんですけど、ミッションの中開けたとき、洗浄力がやっぱりいいんですね。ミッション内部が全然汚れてないんですよね。うちがモチュールに魅力を感じたのもそこのところなんです。.
MOTUL:
例えばあんまり良くないオイルというのは、どういう状態になるんでしょうか。
小此木:
普通のミッションオイル、結構距離走って抜いたときも汚れてないケースが多いんです、オイル交換のときですね。本当にまだ入れたばっかりじゃないかなっていうくらいのきれいなオイルで出てくるのが一般的なオイルなんですよね。
例えば、1万キロ、 2万キロ走ったミッションオイルを交換した場合がありますよね。そうすると、オイルはきれいなんだけど、内部にはもう本当にスラッジが周りにくっついて、ミッションケースの内側が指で触ると真っ黒になってるようなことがありますよ。それがMOTULの場合は、開けて部品を触った時点でもほとんど手が汚れないミッション内部になってます。汚れを、オイルが吸い取ってるっていうのか。
MOTUL:特にどういうお車にお勧めですか。?
石田:
変な言い方ですが、うちのお客さんは荒っぽく使うお客さんばっかりなんで、どの車種乗ってようと、いいオイルを入れないといけませんからね。
MOTUL:
色々なお客様を見てきて、パックアールさんならではの「診断」があるんでしょうね?
石田:
それはもう。確かにミッションオイル交換までやってる量販店もありますが、例えばミッションを開けたこともないアルバイトの店員さんのお店で、オイルからスラッジが出てきて故障箇所が発見できるかどうか。私たちはプロですから、抜いたオイルで、どこがやられた、どこが傷んでる、じゃあ開けようというのが判断できます。オイル交換するだけじゃないんです。オイル交換しながらミッションの内部、エンジンの内部をレントゲン使ったように見られるんですよ。
オイルだけじゃなくて、そのお客様とその車とトータルでお付き合いしたいというのが私たちの考え方で、オイルを売るっていう気持ちもないんですね。そのお客様の使い方と車の性能とで、「このオイルが必要だからどうですか」とアドバイスしてるだけなんです。選んでいただくのはお客様です。 |
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