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走り屋を魅了するドゥカッティ。パワーハウス独自のノウハウが光ります。
最新鋭996には、特にモチュールがお奨めとのことです。
ドゥカッティ本社から送られた感謝状。
本国も認める数少ない専門ショップです。
「ドカの中野か、中野のドカか」といわれるほど、ドカッティの世界では有名な、パワーハウスモータークラブの中野さん。
その情熱と技術はドカッティ本社も一目をおくほどで、日本におけるドカッティの第一人者として活動してこられた長年のノウハウには、聞く者の心を捉える金言が一杯です。

店名:株式会社 パワーハウスモータークラブカンパニー
住所: 〒108-0074 東京都港区高輪1-5-19
Tel: 03-3445-9888
Fax: 03-3444-6983
世界的にも有名な「ドゥカティスト」の中野社長にお話をうかがいました。
中野:モチュールとの関わりは18年くらいになりますね。初めの頃 は、オイルの善し悪しの判断ていうのは僕らレベルじゃ難しかった。もちろん大学の研究室とかメーカーで、細かいデータの分析できるところしか、わからないはずですよ。
ところが、僕らが現場で使ってるオイル、ユーザーに売るオイルっていうのは、メーカーが想定する条件よりももっときつい条件で使用してる場合もあ る。そこに着目していったわけです。


MOTUL: モチュールに限らず、「オイルは重要だな」と思い始めたのは、どのあ たりからなんですか?
中野:
この商売もう20年以上やってるからつくづく思うんですが、人への感謝と喜びと敬意、この3点が揃わないと、ダメなんですよ。例えばモチュール300Vが1リットル3100円という設定でしょ。我々はお客さんのために、それが3100円に相応しいかどうかを判断しなきゃいけないわけです。
ユーザーというのはショップサイドにあ る程度依存していて、ショップが勧めるものだからいいんだろう、もしくは、このショップではこれを扱ってるからいいんだろう…という具合でオイル等を決めてるわけですよね。だけど、本当にそのオイルを入れて満足だったかどうかは「そのオイルを入れて良かった」と言う言葉を聞けるまではわからないことなんです。そして、良い評判を得られるように、我々は自分たちで試練を与えて、酷使し、管理の状態やメンテナンスの状態を追求していくんです。
実は、オイルにもメンテナンスってすごく必要性があ るんです。普段、オイルは入れっぱなしで、あ る程度の時間と距離が来たら替えてるんですけど、僕がここでひとつ言いたいのは、距離で替えるのは当たり前の話。でも、時間で替えるのが実は重要。というのは、オイルは酸化が一番怖いんですよ、酸化すれば中の合成分子から何から全部変わっていきますからね。
例えば今の内燃機関だと、エンジンをかけたら中で水分が発生するわけです。それが蒸発してオイル本来の性状に戻るのに、アイドリングレベルで言うと30分から40分最低でもかけないと水分が抜けないんですよ。それをわずかな時間でやめちゃうと、水分が回って、世間でマヨネーズスラッジと呼んでる、白くどろっと濁った状態になっちゃうんです。


MOTUL: 「乳化」という状態ですね?
中野:
そうです。これが僕が言う管理の問題なわけです。走れば水分が抜けても、オイルの性状に必ず悪影響が出ているわけですよ。今のオイルは確かにどこのメーカーも性能がいいから、極端にオイルが悪いからって焼きついたとか壊れるとかっていうオイルってのは出てないはずなんですよね。でも、そこからもうひとつランクを上げて、耐久性とか、いろんな意味で一般の人たちにどういう形で我々の知識やノウハウを還元できるか…ということなんですよ。
 
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